
二匹目のどじょうは、どうやら大物らしい。
電車の高架下の柱に長方形に切り取った区間があり、そこにお地蔵様が祭られています。
その場所は、物置と一体型のようになっていて、一見ぞんざいな扱いを受けているようですが、そういうわけではありません。
電鉄会社が路面から高架へ線路変更した際に、区画整理に巻き込まれた商店街が大事にしているお地蔵さまらしい。
桃色の梅を思い出すような千代紙に、前回のお礼と今回のお願いが書いてあります。
できるだけ丁寧に書いたらしい文字。
ひょっとしたら、この文字を書いた人が、花をお供えしたのかもしれません。
文字を書いた人が、どんな気持ちだったのか。
私には解らないけど、みていて、ふっと笑いがこぼれました。
そしてお地蔵様に目をやると、赤い前掛けをしているお地蔵様の顔が、なんとなく困惑気味な感じに思えたのは、私の気のせいなのだろうか・・・・・・
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